秩父宮賜杯 第40回 全日本大学駅伝対校選手権大会

駒大が2連覇。神屋が最終区で山梨学院大の尾崎を追い抜く鮮やかな逆転勝ちだった。2位の山梨学院大は、昨年に続いて駒大に悲願の初優勝を阻まれた。3位にとどまった順大は、2、3区の不調が響いた。初出場の四日市大、大阪学院大はそれぞれ21、22位だった。愛知、三重両県の沿道からは、昨年を2万2000人上回る23万5000人が声援を送った。鋭い駒大・神屋の走りだった。50秒差を一気につめる。わずかな並走で相手を見切ると、残り2キロでスパート。連覇の決定打を放ったのは間違いなくこの男だが、逆転につなぐ7区までの粘りも見逃せない。滑り出しは誤算だった。2区のエース西田の動きが悪く山梨学院大に1分38秒差をつけられた。ともすれば無理にでも追いかけたくなる距離だが、冷静に対処した。3区で揖斐が1分10秒差まで詰めると、前田、島村、大西、松下と焦ることなく自分のペースを守った。可能性を残して最長区の神屋につないだことが大きかった。逆に山梨に余裕がなかった。最終走者尾崎は、追ってくる神屋よりも速いペースで最初の数キロを入った。そのつけが、最後の競り合いで回ってきた。切り札に地道につないだ駒大の総合力の勝利だった。
主催:[社]日本学生陸上競技連合/朝日新聞社/テレビ朝日/メ~テレ/