秩父宮賜杯 第41回 全日本大学駅伝対校選手権大会
10/0611
更新時間 14時34分
京産・立命が有力 代表枠3、10校激突
秋の伊勢路を駆ける第42回全日本大学駅伝対校選手権大会(朝日新聞社など主催、JAバンク特別協賛)への出場をかけ、近畿2府2県の10大学が参加する関西地区選考会が12日、西京極陸上競技場(右京区)で開かれる。日本一を決める大舞台をめざし、上位3校入りを競う。 (原知恵子)

本大会出場をめざし、力走する関西10大学の選手たち=昨年6月、右京区の西京極陸上競技場
出場10校は、京都産業大(北区)、同志社大(上京区)、立命館大(北区)、龍谷大(伏見区)、大阪経済大(大阪市)、大阪教育大(大阪府柏原市)、関西大(同府吹田市)、関西学院大(兵庫県西宮市)、神戸大(神戸市)、奈良産業大(奈良県三郷町)。選考会では、選手一人ひとりが1万メートルを走りきり、各校ごとに上位8人の合計タイムを競う。
実力、実績ともに抜きんでているのは、38大会連続で本大会に出場している京都産業大と、選考会を3年連続で制覇している立命館大だ。
京産大は、昨年の本大会に出場した選手8人中7人が残る。ともにエースの三岡大樹選手と林和貴選手は、今年5月の関西学生陸上競技対校選手権大会(関西インカレ)の1万メートルで1、2位を独占。1万メートル29分台の選手が計5人おり、チームは「1位で伊勢路をつかむ」と意気込む。
立命館大は、選手の約半数が昨年から入れ替わり、当初は不安もあった。だが最近、5番手前後の選手らが1万メートルの自己記録を相次ぎ更新。戦える態勢が整った。水瀬安春監督は「総合力で勝負する」と語気を強める。
堅調な2校に続き、大阪経済大、関西学院大、奈良産業大が後を追う。
昨年、12大会ぶりに本大会へ出場した大経大は、選手の過半数が今年も残る。冬場に月800キロ走り込んで体をつくり、「大幅にレベルアップした」(前田和良コーチ)。また今春、名門・報徳学園を全国高校駅伝で6度の優勝に導いた鶴谷邦弘氏が監督に就き、チームを勢いづける。
関学大には、全国高校駅伝で昨年準優勝した西脇工出身の大中康平選手ら即戦力のルーキーが入部。部員も大幅に増え、関西インカレでは男子1部総合で準優勝した。安田太郎・駅伝監督は「大砲はいないが、全体の力の底上げができている。勢いに乗り、切符をつかみたい」と話す。
奈良産業大は、ともに1万メートル29分15秒の記録を持つクアライ(タンザニア)とキハラ(ケニア)の留学生選手2人が引っ張る。1万メートルで自己記録を30秒以上更新した日本人選手も出るなど、チームは昇り調子だ。伊藤宇三美監督は「精神面は昨年よりはるかに強くなっている」と言う。
12日の選考会は午後6時に始まり、同9時ごろに結果が出る予定。10月に島根県である出雲全日本大学選抜駅伝の選抜も兼ねており、上位2校が出場権を獲得する。また当日、JAバンクが選手らに地元産米のおにぎりや記念タオルを配る。本大会は11月7日、熱田神宮(名古屋市)~伊勢神宮(三重県)の106・8キロを8人でつなぐ。
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主催:[社]日本学生陸上競技連合/朝日新聞社/テレビ朝日/メ~テレ/