秩父宮賜杯 第41回 全日本大学駅伝対校選手権大会


 

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〔朝日新聞記事から〕挑戦8度目、最後の伊勢路④(11月4日朝刊)

カテゴリ【朝日新聞記事】 更新日 2011年11月 7日 12時06分

 

挑戦8度目、最後の伊勢路④

 8回目の伊勢路に挑むランナーがいる。東北福祉大4年の大泉雅史(宮城・仙台高出)。28歳、今大会の最年長だ。
 チームが全日本に初出場した2003年、2年の大泉は2区21位。ここから伊勢路との長い付き合いが始まった。チームは18位、15位、22位と惨敗続き。「このままでは終われない」という思いが増した。大学院に進んでも、チーム随一の練習量で主力を張った。
 伊勢路への思いは尽きず、大学院後はさらに通信課程に入り直して挑んだ。が、4年目の今年で挑戦は最後に。思うような走りができなくなってきたためだ。以降は大学職員兼コーチ業に専念する。「感謝の気持ちでいっぱいです。東日本大震災の被災者を少しでも勇気づけるような走りができたらとも思う」
 新潟大大学院2年の伊藤悠太(山形・米沢興譲館高出)は初の伊勢路だ。理論化学が専門で、動物の肌についての研究をする。学部生と一緒の練習はほとんどできず、夜、研究所近くの国道を約15キロ走るのが日課だ。「最初で最後の伊勢路、心を込めて一歩一歩刻みたい」
 札幌学院大2年の手塚大亮(栃木・真岡北陵高出)は実業団の重川材木店(新潟)をやめて大学に来た。「仕事との両立が難しく走ることに専念するため」だった。今やチームの主力。「社会人時代の経験があるからこそ、簡単にへこたれない走りができている。その姿を見せたい」

大泉雅史(東北福祉大)

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