2016.10.11出場校の主将に聞く② 駒大

更新日 2016年10月13日 21時50分

全日本大学駅伝で最多の優勝12回を誇る駒大。今季のチームについて、浅石祐史主将に伺いました。
☆戦力分析(総合力4、チームワーク5、スピード3、スタミナ4、勢い3・5)


DSC_0114.jpg


――総合力が4。中でもチームワークが5ということは仲が良いということですか。

走っているときは、学年や上下関係はありません。練習面は、できれば上級生が引っ張るかたちをとっているのですが、2年生ら下級生も上のチームで走っています。私生活の面はある程度の決まりを守ったうえでしっかりしているチームだと思います。


――スピードが3でスタミナが4。スタミナの方が自信があるのですね。

そうですね。夏合宿を通して長い距離を走ることができたので、スタミナはついたと思います。スピードは今年、5000メートル、1万メートルで良い記録を出した選手が少ない。例年と比べれば、少し足りない部分があるかな、と考えました。


――夏合宿では1日に最長でどのくらい走ったのでしょうか。

だいたい60キロくらいでしょうか。


――1人の選手の8月の月間走行距離は平均するとどのくらいになりましたか。

1000キロ前後ですね。


――それはかなりスタミナには自信がつくのでは。

合宿後半になるにつれて、自信がついた選手が多いと思います。


――勢いは3・5ということですが。

今年は前半のトラックシーズンで、(実力が)中堅あたりの選手が思っていたより結果を出せませんでした。夏合宿終えてどうなるか、というところですね。


――夏合宿を経たいまのチーム状況を教えてください。

夏合宿の前半は「どうなるかな」と不安だったんですけど、後半になるにつれて、しっかり練習出来てくる選手が多くなってきました。駅伝シーズンの秋につながるという手応えを感じています。


――駅伝シーズンでキーパーソンになりそうな選手は。

4年生の中村佳樹、3年生の高本真樹あたりは、夏合宿の後半に距離を増やして練習をやっていました。練習全体を通してみても、この2人には勢いがあるのではないかな、と思います。


――これから期待する選手や「このチームには欠かせない」という人は。

えー、誰だろう。やっぱり中村佳樹にしておきます。4年生ということで自覚も感じられる。一番は夏合宿を積極的にやっていたところです。


――今年のチームは去年と比べるとどうでしょうか。

3、4年生、上級生に選手に力があるチームになったと思います。


――4年生が今シーズンのチームカラーとして大事にしていることは。

4年生が引っ張って、4年生が後輩から頼ってもらえるようなチームです。これまで自分も1、2、3年とやってきて、4年生が強いチームは強いな、と思いました。今年のチームになってからは、月に1、2回の学年ミーティングを開くなどして、この気持ちを4年生には伝えています。


――主将はどのように決まったのですか。

けっこう言われるのですが、正直自分もわからないです(笑)今年の箱根駅伝前の昨年12月末に監督に呼ばれて、「来年、キャプテンにするから」と言われました。心の中は「え?!」ってなったんですけど、「はい」と言ってしまいました。


――だんだん慣れてきた。

監督に言われたので、やるしかないという気持ちでしたし、どういう主将がチームにとって良いのかわからないですけど、時間が経つにつれて、しっかりした主将になれれば良いかな、とそのときは考えました。


――高校時代も主将だったのですか。

はい。でも、このチームでは自分ではないと思っていました。


――主将として気をつけていることは。

1番上ななので、ある程度、練習面でも私生活面でも自分自身がしっかりしていかないといけないですし、言うべきことは後輩に言おうと心がけています。


――最後に今の目標を教えてください。

今年は箱根駅伝を一番大事にしています。優勝を目指しています。それはずっとみんなに言ってきています。もちろん出雲、全日本でも、しっかり優勝を狙えるチームを作りたいです。その結果、すべて優勝できていれば良いと思っています。

(聞き手・小林直子)

小林 直子
(こばやし・なおこ)

2008年入社。今年5月にスポーツ部に異動し、大学駅伝の担当に。
学生時代は陸上部。故障していた大学2年の時、応援に駆けつけた全日本大学駅伝の地区選考会で、チームメートが本大会出場を決め、勇気づけられた思い出もあります。けがに苦しむ選手や支えるマネジャーなど「大学駅伝の舞台裏」にも迫りたいと思っています。


小田 邦彦
(おだ・くにひこ)

銀行勤務を経て、1999年入社。陸上、バドミントン、重量挙げなど、アマチュア競技を長年担当。
全日本大学駅伝の取材は2005年から。優勝校よりも、敗れたチームの方が気になる44歳。


増田 創至
(ますだ・そうじ)

1999年入社。学生時代は陸上の長距離選手。
全日本大学駅伝は、先頭でたすきをもらって首位を明け渡し、陸上雑誌の表紙になってしまった思い出の大会です。

最近の記事

2016.10.11
出場校の主将に聞く③ 東洋大
2016.10.11
出場校の主将に聞く② 駒大
2016.09.06
出場校の主将に聞く① 山梨学院大
2016.07.01
地区選考会から「つなぐ」

更新履歴

2016年10月 (2)
2016年9月 (1)
2016年7月 (1)

コラム

広小路えきでん雑話
コラムの購読【RSS】はこちら

ソーシャルメディア

お知らせ

主催

特別協賛

協賛