秩父宮賜杯 第41回 全日本大学駅伝対校選手権大会


 

取材日記

全日本大学駅伝 取材日記

10/0617

さみしいお話

更新時間 10時41分

 さみしい話です。

 三重中京大(三重県松阪市)が6月27日(日)の東海地区選考会に出てこないという。

 大学は2013年3月での廃校を決めている。地方の私大は少子化による学生数減に苦しむが、三重中京大も例外ではなく、入学者の定員割れが続いていた。

 

 陸上部も昨年の4年生が抜けて、選考会エントリーに必要な人数ギリギリの8人になった。今年から新入生は入ってこない。姉妹校の中京大に転校できる制度があり、市武徳監督が部員に勧めた結果、2年生2人が応じたという。人数が足らなくなり、廃校までまだ3年弱残して、選考会に出られなくなった。

 

 昨年の選考会では6位。昨冬の東海学生駅伝では、全日本に出た中京大と名大、出雲駅伝に出た愛工大に続いて4位に入った。5月の東海インカレの5000メートルでも、中田剛司選手(4年)が3位に入り、力を見せていた。それだけに市監督は「今回の選考会は出られていればおもしろかっただろうな」と無念を隠せない。

 

 「選考会に出場できず、がんばってくれていた部員には悪いことをした」。電話口での監督のさみしげな声に、僕も何と声をかけたらいいかわからなかった。

 

写真は昨年の選考会前に取材に訪れたときのものです。

三重中京大.JPG

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プロフィール

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岡田 健
(おかだ・たけし)

記者13年目。専門は卓球、バレーボールなどの球技ですが、昨年からの大学駅伝担当を機に走ることのおもしろさに目覚め、自分でも走り始めました。今年の目標はハーフ完走。74年生まれ。奈良県出身

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