秩父宮賜杯 第41回 全日本大学駅伝対校選手権大会


 

取材日記

全日本大学駅伝 取材日記

10/0723

閑話休題/名古屋大にはこんな選手も・・・

更新時間 20時26分

 全日本に2年連続出場を決めた名古屋大。名古屋市の瑞穂陸上競技場であった選考会で、応援する部員の中に、世界の舞台で戦おうとしている女子選手がいた。

 

 鈴木亜由子(1年)。カナダでの世界ジュニア選手権5000メートルに出場して、7月21日、見事に5位に入賞した。タイムも15分47秒36の好記録、自己ベストだった。

 

鈴木亜由子.JPG

 

彼女は、愛知県豊橋市立豊城中2年だった2005年、全国中学の800、1500メートルで優勝した。翌年は1500メートルで史上初の連覇を達成。800メートルでは当時の中学歴代2位の記録をつくった。


 2007年春、時習館高(愛知)に進学。ところが右足甲を2回、疲労骨折して手術し、最初の2年をほとんど棒に振った。「スピードを出すのが怖かった」と振り返る。足の負担を減らすため、かかとから着地する走り方に変えた。中距離ほどスピードを求められない3000メートルに力を入れ、3年生の全国高校総体では8位。都道府県対抗駅伝にも3年ぶりに選ばれた。


 今春、名古屋大経済学部に入った。関東の強豪から誘いもあったが「陸上と、他のことを両立する先輩方と一緒に取り組むことで視野を広げたかった」。自主性が尊重される練習環境にもひかれたという。
 

 5月の東海学生対校では5000メートルを初めて走り、16分8秒41の大会新で優勝。関東学生対校での伊沢菜々花(順大1年)の優勝タイムを上回る好記録。小学校時代のクラブの同級生、伊沢とともに世界ジュニア代表に選ばれた。


 日の丸を付けるのは初めてだ。「まずは故障なく、しっかりと練習を積みたい。そうすればまた上も見えてくる」。再び、世界を目指し、まず結果を出した。その姿勢は、男子部員の励みにもなっている。

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