秩父宮賜杯 第41回 全日本大学駅伝対校選手権大会
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カテゴリ【予選会】 更新日 2011年6月28日 18時03分
東海地区でここ2年続いた名大と中京大の2強の構図が崩されました。愛知工大です。選考会でトップに立ち、3大会ぶりの全日本切符を手にしました。
関東地区の翌日に開かれた東海地区選考会。名古屋市瑞穂公園陸上競技場にはそこそこ心地良い風が舞い、関東ほどではないものの、コンディションは良。そんな中、選考会がスタート。1組目は、中京大が制しました。3000メートル過ぎから先頭集団を率いていた橋本一樹選手(中京大3年)が、以降もペースを崩さずに集団を先導。3選手による最後のスパート争いでも競り負けず、ゴールしました。
2組目は一転、愛知工大のペース。先頭集団を率いたのは大原司選手(愛知工大4年)。5000メートル手前で集団から抜け出ると、徐々にリードを広げていく。だれも追いつけず、30秒超の差をつける快走で2組を制しました。3組目は10人前後の集団が終盤まで続く混戦に。ラスト1周は中京大選手による一騎打ちとなり、林佑樹選手(1年)が際どい勝負をものにしました。
3組目を終えて、1位中京大と2位愛知工大の差は約40秒。2位愛知工大と3位名大との差は約30秒。いずれも安全圏ではありません。代表2枠を巡る争いは、最終4組目の走りにゆだねられました。
そして、迎えた大一番。「伊勢路を走りたい」の熱い思いを胸に、愛知工大の主将・長坂公靖選手(4年)が1周目から飛び出します。グイグイ前へ。彼の走りについて行ける選手はいませんでした。3000メートル付近からは一人旅。2位の選手に約1分の大量リードをつけてのゴールです。逆転1位での代表入りを確信したのか、ゴール直後に仲間と抱き合います。「みんなで精いっぱいつないできた。絶対負けられなかった」。必死の形相が笑顔に変わる。自然発生的に始まった胴上げは、実に感動的でした。
トップでの代表入りを決め、仲間から胴上げされる愛知工大の長坂主将
=名古屋市瑞穂公園陸上競技場で
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巌本 新太郎
(いわもと・しんたろう)
これまではプロ野球、高校野球、サッカーなどが主な担当でしたが、今年から、駅伝を含めた一般スポーツの担当になりました。73年生まれ、大阪府出身。よろしくお願いします。
主催:[社]日本学生陸上競技連合/朝日新聞社/テレビ朝日/メ~テレ/