秩父宮賜杯 第41回 全日本大学駅伝対校選手権大会
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カテゴリ【歩くデスク 熱田から伊勢へ】 更新日 2011年10月30日 18時00分
7月、熱田神宮をスタートしてから、3カ月あまり。
ついにゴールの瞬間が近づいてきました。
気楽に歩いてきましたが、さすがに最後は緊張します。
ここまで来て、何かあったら・・・。
大げさですが。
近鉄特急で伊勢市駅へ。改札を出ると、外宮へつながる道がまっすぐ伸びています。
10分弱で外宮へ。
驚いたのは、若い女性が多いこと。
最近はパワースポットとしても人気を集めているようです。
外宮近くにあった全日本大学駅伝の看板です。
大会に向け、現地のムードも高まっています。
交通規制のお知らせもありました。
多くの方々のご協力があって、大会は成り立っています。
伊勢市役所を通り過ぎると、近鉄宇治山田駅が近づいてきます。コースからも駅舎が見えます。レトロなたたずまいです。
宇治山田駅のすぐ前にありました。
三重県は明治初期、いくつかの県に分かれ、その一つが度会(わたらい)県だったそうです。
むかし、ヤクルトに同じ名前の選手がいました。今は2軍コーチです。
コースに戻ります。目を引くのは、道沿いに並ぶ灯籠。
歴史を感じさせます。
残り約3キロ。最後に難関が待ち受けていました。
長い上り坂があり、一気に下ります。
スタートの熱田神宮から、これほどの起伏はありませんでした。
選手にとっては踏ん張りどころです。
下り坂の途中にある大きな鳥居です。
秋の日差しに照らされ、まぶしいくらいです。
沿道に咲いていました。
この日は歩いていると汗ばむくらいでしたが、森からは涼しい風が吹いてきました。
猿田彦神社近くの交差点を渡り、 神宮会館の前を過ぎると、ゴールの伊勢神宮内宮はもうすぐ。
ラストスパートはせず、最後は逆にゆっくり歩きます。
全8区間、106・8キロを歩き切りました!!
リレー形式で、延べ8日間かかりました。
5時間余りで走ってしまう選手たちのすごさを実感。
ほっとして、力が抜けます。
同時に、さびしい気持ちも。
家でゴロゴロしても、嫁さんに怒られるだけだし。
また、どこかを歩こう。
(おわり)
《メモ》
スタート 近鉄伊勢市駅(近鉄名古屋駅から特急で約1時間20分)
↓
↓ 約6・5キロ
↓
ゴール 伊勢神宮内宮(伊勢市駅から三重交通バス「内宮前」行き「内宮前」下車)
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カテゴリ【歩くデスク 熱田から伊勢へ】 更新日 2011年10月26日 23時55分
この企画、移動手段は基本的に2つしかありません。
歩くか、鉄道か。
歩くのも楽しいですが、電車に乗るのも楽しい。
海山道(みやまど)、磯山、漕代(こいしろ)。この企画がなければ、きっと縁のなかった駅ばかりです。
愛着が湧きます。
私のパソコンでは、こいしろと打ち、変換キーをたたくと、「漕代」「恋しろ」の二つしか出てきません。
二つは関係あるのでしょうか?
近鉄特急です。
昔、乗務員からおしぼりを手渡してもらった記憶があります。
今は洗面台に置いてあり、「1人1つでお願いします」と但し書きがありました。
前回フィニッシュした漕代駅からスタートします。大会のコースである三重県道37号は歩道がない場所があり、危ないので、ほぼ平行に走る県道428号を歩きます。
この道は、かつての伊勢街道。江戸時代を中心に、「おかげ参り」の人々でにぎわった道です。
名残が今も残っていました。
外宮まであと三里、と読めます。
伊勢市駅近くの外宮まで、12キロ。
もう一踏ん張りです。
この日は10月23日。蒸し暑かったですが、確実に秋は深まっていました。
山口百恵を連想する世代です。
抜け道なのか、車の量は多かったですが、歩きにくいほどではありません。
玄関に「笑門」と書かれたお飾りをしている家が多いです。幸せを呼んでくれそうです。
松阪市から明和町に入り、しばらく行くと、「明星」という駅がありました。読みは、みょうじょう。懐かしい響きです。
こんな標識もありました。
帽子を気にした方が、と思わずツッこみたくなります。
1時間あまり歩くと、伊勢市へ入りました。「明野」の地名で思い出したのは、高校野球。かつて甲子園で活躍した明野高校は、この近くのようです。ダイエー、ソフトバンク、巨人で活躍した大道選手の出身校。
突き当たりを右に曲がり、伊勢方面へ。37号線に戻るため、南に進みます。途中、有名な「へんば餅」のお店もありました。
しかし、目標になかなかたどり着けません。曲がりくねった道を行き、伊勢を流れる大きな川、宮川に出た時は、もう真っ暗。歩道のない川沿いの道を、車を避け、がむしゃらに進みます。
やっと着きました。
度会橋の欄干です。
海女のレリーフをあしらっています。ちなみに向こう岸の欄干は、真珠のレリーフでした。
歩道はしっかりあります。気持ちにゆとりができます。
度会橋を渡りきった後、また横道にそれ、商店街のアーケードを探索してみました。
店頭に飾ってありました。
少年隊を思い出します。
午後6時半すぎ、伊勢市駅に到着。
8区はあと5キロほどですが、ゴールの楽しみを取っておくため、この日はここでフィニッシュ。
近鉄伊勢市駅のプラットホームで売っていました。
三重大学グルメは、以前紹介したお酒だけではありませんでした!
店員の女性に「カレーうどんにするとおいしい」と教えられ、思わずもう一つ買いました。
《メモ》
スタート 漕代駅(松阪駅から近鉄で約10分)
↓
↓ 約13キロ
↓
フィニッシュ 伊勢市駅(名古屋から近鉄特急で約1時間20分)
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カテゴリ【歩くデスク 熱田から伊勢へ】 更新日 2011年10月24日 20時46分
「歩くデスク」が歩くのは、仕事が一段落している時か、休みの時。
休日は不定期ですが、週末のこともあります。
そんな時、家でごろごろしていると、息子(小4)は待ってましたとばかりに「どっか連れて行け」。嫁も子どもから解放されたいのでしょう。「どっか行ってこい」と尻をたたきます。
おやじの居場所はないようなもの・・・。
そうだ、息子と一緒に歩いてみては! 「イヤだ。絶対、そんなのつまらない」と当然、息子は反抗しましたが、嫁が「行ってきなさい。たまには運動しなさい」と一喝すると、しぶしぶついてきました。
向かったのは前回フィニッシュした松阪駅。7区の中間点を少し過ぎたあたりです。
近鉄名古屋駅から特急に乗り、約1時間。普段、ママの目が気になって遊べないDSを思う存分できるため、息子はまんざらでもない表情です。
何か納得いかん・・・。
松阪駅から徒歩2、3分の児童公園に、不思議な建物を見つけました。
切り株の形をしたお手洗いです。
ポップな感じです。
「どこまで歩くの?」「とりあえず、第7中継所まで」「それってあと何キロ?」「・・・」
そんなやり取りを繰り返しながら歩いていきます。
この日は10月2日でしたが、彼岸花がまだきれいに咲いていました。
途中、コンビニで飲み物や漫画を買い、「なかなか足が強いな」とおだてながら、第7中継所を目指します。
ところが、こういう時に限って困難が。
歩道がなく、車道だけになっているのです。
大会では交通規制があり、選手は車道を走ることができますが、我々は歩道を歩かなければいけません。
さすがに危ないので、回り道をしながら進みます。
ところどころ、歩道が復活するのですが、長続きしません。伊勢への観光に行き帰りする車なのか、交通量が多く、無理してはいけないと自覚・・・。
横道を行き、ようやく第7中継所に到着です。三重県松阪市の近鉄櫛田駅近く、JA松阪くしだ支店の前です。
息子は帰る気まんまんですが、今後を考えると、もう少し距離を稼いでおきたいところ。歩道もありそうです。
なだめすかして歩き始めます。
しかし、予想に反し、歩道は途切れ途切れ。最終8区に入って2キロほど、祓川にかかる橋の手前で、ギブアップしました・・・。
詳しい地図がないので、勘で近鉄の線路がある方向へ向かっていきます。
15分ほど歩くと、運良く漕代(こいしろ)駅を発見!
無人駅なので、バスの整理券のような「乗車証明」を機械から受け取り、プラットホームへ出ました。
10分ほどしたら、電車が到着。あー、やれやれ。
と思ったら、ドアが開かない!
2両編成の先頭車両しか、ドアが開かないのです。運転手さんが手を振っているので、息子とあわてて1両目へ飛び乗りました。
最後までバタバタでした。
《メモ》
スタート 松阪駅(近鉄、JR)
↓
↓ 9キロ
↓
フィニッシュ 近鉄漕代駅(松阪駅から近鉄で約10分)
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巌本 新太郎
(いわもと・しんたろう)
これまではプロ野球、高校野球、サッカーなどが主な担当でしたが、今年から、駅伝を含めた一般スポーツの担当になりました。73年生まれ、大阪府出身。よろしくお願いします。
主催:[社]日本学生陸上競技連合/朝日新聞社/テレビ朝日/メ~テレ/