全日本大学駅伝がスタートしたのは1970(昭和45)年。
「全国の大学が出場できる、真の日本一を決める駅伝を」と、東海学生陸上競技連盟と朝日新聞名古屋本社が中心となって企画。各地区学連にも呼びかけ、70年3月、第1回大会開催を実現させました。当時はコースが近鉄の線路と平面交差していたため、選手が踏み切り待ちを余儀なくされる場面もありました。

 71(昭和46)年の第2回大会から1月の第3日曜日開催となり、79(昭和54)年の第10回大会からは前後半制を廃止。第20回大会の88(昭和63)年に11月第1日曜日の開催に変わり、この回からテレビ朝日系列による完全生中継も始まりました。

 昭和から平成に変わった後も大会は発展を続け、92(平成4)年にはコースが8区間106.8キロに。99(平成11)年には出場校が2校増え、25校となりました。50回記念大会を迎えた2018(平成30)年、7区間で区間距離が変更されました。

 各回のエピソードを写真とともにご紹介します。

第52回大会

第52回大会
開催日
/2020年11月1日
区間
/8区間
距離
/106.8km
駒澤大学 6大会ぶり13度目の優勝
第52回大会は11月1日、名古屋・熱田神宮西門前から三重・伊勢神宮内宮宇治橋前までの8区間106.8kmのコースで行われ、駒澤大学が5時間11分8秒の大会新記録で6大会ぶりに優勝を果たし、最多優勝記録を13に伸ばしました。レースは後半、区間ごとに首位が入れ替わった大熱戦で、最終区で初めて首位にたった駒澤大学は、従来の大会記録を2分以上短縮する快走での大逆転優勝でした。
首位は目まぐるしく入れ替わりました。コロナウイルス感染症の拡大で10月の出雲駅伝が中止となり、各チームの実力が見えにくい中、1区で順天堂大学、2区で城西大学、3区から5区は早稲田大学がトップを走って、先が見えない展開に。6区で連覇を狙う東海大学が首位を奪ったものの、7区では1月の箱根駅伝覇者の青山学院大学が先頭に立ちました。
しかし、最終区で3番手でたすきを受けた駒澤大学の田澤廉選手が、東海大学の名取燎太選手とともに9km過ぎに青山学院大学の吉田圭太選手に追いつき、三つどもえの勝負になりました。10km過ぎ、田澤選手が名取選手とともに抜けだして、いよいよ優勝争いは一騎打ちに。残り1.2km。ずっと背後について力を温存していた田澤選手が急激な切り替えで名取選手に粘る余地を与えず、100m以上の大差をつけてゴール。母校に学生三大駅伝としても6年ぶりとなる復活優勝をもたらし、大会MVPに選ばれました。勢いに乗って、年が明けた箱根駅伝も優勝しました。
2位に東海大学。3位には明治大学が入り、4位が青山学院大学。中盤まで健闘した早稲田大学が5位に食い込み、6位東洋大学、7位帝京大学、8位順天堂大学までがシード権を獲得しました。1区では順天堂大学の1年生、三浦龍司選手が、2区では地元三重の皇學館大学の川瀬翔矢選手が区間賞を獲得するなど、全国から多種多様な強みを持った選手が集まる全日本大学駅伝らしい大会でした。

結果はこちらへ

プログラム表紙ギャラリー

プログラム表紙ギャラリー

過去の全日本大学駅伝対校選手権大会プログラム冊子に使用された
表紙のデザインをご覧頂けます。

プログラム表紙ギャラリーはこちらから

主な成績(第52回終了時点)

連覇

連覇 大学名 大会回数
4連覇 大東文化大 4回〜7回
早稲田大 24回〜27回
駒澤大 43回〜46回
3連覇 2度 日本体育大 1回〜3回、18回〜20回
3連覇 駒澤大 38回〜40回
2連覇 2度 駒澤大 30回〜31回、33回〜34回
2連覇 日本体育大 8回〜9回
福岡大 12回〜13回
大東文化大 21回〜22回
神奈川大 28回〜29回

大会記録

総合記録

5時間11分08秒 駒澤大(52回)

1位~2位のタイム差

・最少:13秒差 1位 早稲田大 2位 中央大(27回)
・最大:7分41秒差 1位 日本体育大 2位 福岡大(11回)

区間記録

区間 時間 選手名(大学名) 大会回数
1区 27分07秒 三浦 龍司(順天堂大) 52回
2区 31分17秒 伊藤 達彦(東京国際大) 51回
3区 33分01秒 相澤 晃(東洋大) 51回
4区 33分16秒 石原 翔太郎(東海大) 52回
5区 35分47秒 佐藤 一世(青山学院大) 52回
6区 37分22秒 長田 駿佑(東海大) 52回
7区 50分21秒 P・M・ワンブィ(日本大) 50回
※8区 55分32秒 M・モグス(山梨学院大) 39回

※区間距離変更のため1~7区は50回以降、8区は24回以降

通算優勝回数

大学名 優勝回数 大会回数
駒澤大 13回 30回〜31回、33回〜34回、36回、38回〜40回、43回〜46回、52回
日本体育大 11回 1回〜3回、8回〜9回、11回、14回、16回、18回〜20回
大東文化大 7回 4回〜7回、15回、21回〜22回
早稲田大 5回 24回〜27回、42回
福岡大 3回 10回、12回〜13回
日本大 23回、37回、41回
神奈川大 28回〜29回、49回
青山学院大 2回 48回、50回
東海大 35回、51回
京都産業大 1回 17回
順天堂大 32回
東洋大 47回

出場回数

大学名 出場回数
京都産業大 48回
大東文化大 42回
日本体育大
日本大 41回
福岡大 39回
中京大 35回

連続出場

大学名 連続出場 大会回数
京都産業大 40回連続 4回〜43回
福岡大 26回連続 1回〜26回
大東文化大 25回連続 1回〜25回
駒澤大 28回〜52回
中京大 24回連続 1回〜24回
山梨学院大 19回〜42回
日本体育大 23回連続 1回〜23回

歴代MVP受賞者

大会回数 選手名(大学名)
第46回大会 横手 健(明治大)
第47回大会 口町 亮(東洋大)
第48回大会 森田 歩希(青山学院大)
第49回大会 阿部 弘輝(明治大)
第50回大会 森田 歩希(青山学院大)
第51回大会 名取 燎太(東海大)
第52回大会 田澤 廉(駒澤大)

ソーシャルメディア

お知らせ

主催

特別協賛

協賛